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ワクチン接種のタイミング〜新型コロナワクチン接種も含めて

令和2年10月1日から定期接種実施要領が改正され、注射生ワクチン同志の間隔は27日以上あけて接種すること以外は、制限なく接種できるようになりました。現在、国内承認されているファイザー社の新型コロナワクチンはメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンという種類で、接種するとヒト細胞内で新型コロナウイルスのスパイクタンパク質が産生され、これに対する中和抗体産生・細胞性免疫応答が誘導されることで免疫を得ることができます。他のワクチンと新型コロナワクチンの同時接種せずに、13日以上の間隔(2週間後の同じ曜日以降)をあけて接種することが望ましいとされております。なお、接種は任意ですので、ご本人が希望する場合に限り接種を受けることができます。

・新型コロナウイルスワクチン接種の総合案内:コロナワクチンナビ

・杉並区新型コロナウイルスワクチン接種情報:杉並区新型コロナワクチン接種について

 

生ワクチン:生きた細菌やウイルスの毒性を弱めたもので、接種することによりその病気にかかった場合と同じように免疫がつきます。BCG、ポリオ、麻疹風疹混合(MR)、麻疹(はしか)、風疹、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、水痘(ビケン)、黄熱、ロタウイルス(経口)

不活化ワクチン:細菌やウイルスに対する免疫をつくるのに必要な成分を取り出し毒性をなくして作ったものです。DPT/DT、日本脳炎、インフルエンザ、B型肝炎、破傷風トキソイド、成人用ジフテリアトキソイド、A型肝炎、狂犬病、肺炎球菌(23価多糖体)、ワイル病秋やみ、肺炎球菌(7価結合型)、b型インフルエンザ菌(Hib)、HPV(ヒトパピローマウイルス:2価,4価)、水痘(シングリックス)